山水並野形図(さんすいならびにのがたのず)とは|造園用語
京都の仁和寺心蓮院に伝わる作庭秘伝書。著者は増圓とされているが、作成年代と共に確証はない。もと加賀藩主前田家にその原本がある。池泉・流水・役石・役木などを陰陽五行・吉凶相剋・真言儀軌などの禁忌と結び付け、様々な技法を紹介している。巻末に増圓のほか46人の系図がある。1448(文安5)年の奥書があり、1466 (文正元)年仁和寺心蓮院の僧信巌が書き写したもの。鎌倉末期から室町時代にかけてのものらしい。
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