C/N比(シーエヌひ)とは|造園用語
英語:carbon nitrogen ratio,C-N ratio
植物体内あるいは土壌の腐植などの有機物に含まれている炭素(炭水化物)と窒素の量の比率。C/N率、炭水化物窒素比率あるいは単に炭素率とも呼ばれる。植物体内の C/N比は、植物体の生育、花芽形成、結実能力と深くかかわり、土壌中のC/N比は腐植等の有機物の分解程度を示し、数値が低いほど分解程度が進んでいることを示す。近年、多くの植栽地において、土壌改良資材としてバーク堆肥が多用されるが、時として未完熟なるものが用いられ、異常に高いC/N比を示し、植栽された植物の生育が不良となることがある。この場合、窒素肥料を施すなどによって堆肥の分解を促進し、C/N比を低下させることが望ましい。一般にバーク堆肥施用後のC/N比は30以下に抑える必要があり、他の有機質改良材を用いる場合でも20以下に抑えることが望ましいとされている。
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