修景施設(しゅうけいしせつ)とは|造園用語
英語:facilities for arranging landscape
都市公園の公園施設の一つで、公園を美しく魅力的なものにするための基本的施設。「都市公園法」および同施行令においては、修景施設の種類として、植栽、芝生、花壇、生垣、日陰棚、噴水、水流、池、滝、築山、彫像、灯籠、石組飛石、その他これらに類するものを挙げている。これらの施設は公園の種類によって適宜選択されるが、最初の植栽から池までの施設は採用頻度が高い。なかでも植栽・芝生は必須のものといってもよく、単にその公園のみならず、都市環境や都市景観からみても欠くことができない。建設省の「都市緑化対策推進要綱」では、児童公園と運動公園の緑化面積率を30%以上、その他の住区基幹公園、都市基幹公園では50%以上としている。しかも、植栽は、その適切な場所、種類、組合せ、四季感の演出などに十分配慮する必要がある。
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