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トピアリー(トピアリー)とは

トピアリー(トピアリー)とは|造園用語

英語:topiary

鳥や人物や幾何学模様などを表現した樹木の刈込み物。西洋庭園の典型的樹芸で、刈込みによる樹木彫刻といってよい。樹木本来の自然樹形を尊重する整姿剪定(せんてい)と異なり、人工的な形、例えば鳥獣などの動物形、円錐や台形などの幾何学形、星や月などの天文形にそれぞれ仕立てられ、装飾本位で人間の意図を直截(ちょくせつ)的な形で表現している点で建築式(整形式)庭園様式の特性を象徴しているとも見られる。英語の topiary work の語源は古代ローマ時代にさかのぽる。ローマ北辺の未開人種の名称とも、刈込み物を仕立てる仕事に携わる酋長(しゅうちょう)格の奴隷への呼称ともいわれるのが、トピアリー(Topiarii)だといわれる。中低木類(ツゲやイトスギなど)の枝を切り、幹をたわめて、さまざまな樹形に仕立てる技術が、次第に彫刻的になった庭木の形姿刈込み物(Opus Topiarum) を指すようになったと思われる。トピアリーをつくる技術を持ち庭園管理をする人を、キケロ(Cicero、Marcus Jullius BC 106〜43) またはトピアリウス(Topiarius)と呼んだというし、同じく庭園管理人の意味でトピアリスト(Topiarist)の語もある。トピアリウスの用法は、噴水など水工技術者をアクアリー(Aquarii)、オリーブを扱う者をオリトリ(Olitorii)と呼ぶのと同じ。ローマ時代も共和時代から帝政時代に入ると別荘庭園などでトピアリーが盛んとなり、その後中世ヨーロッパでも活用されるが、15〜17世紀のイギリス整形式では庭園の主役となり、風景式造園ののち19世紀末にも再び建築と一体化した庭園技法として再評価されたりしている。馬事公苑(東京都)の馬の姿をしたもの、東京ディズニーランドのミッキーマウスなどの形をしたものなどが、ともにイヌツゲでつくられている。ヨーロッパの庭園ではヨーロッパイチイが最も姿形よく残っているが、ほかにサイプレス類・ネズコ類・マンネンロウ・セイヨウイボタ・セイヨウツゲ・ゲッケイジュ・ヨーロッパブナがよく用いられる。

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