夏型芝(なつがたしば)とは|造園用語
夏型芝は、暖地型芝あるいは南方型芝ともいい、冬型芝に対応する分類で、生育の型によって分けられたもの。生育期間は春から秋、おおむね4〜10月の7か月間であるが5月中旬から9月中旬にかけて盛んであり、生育のピークは7〜8月の2か月である。冬季は枯れて休眠越冬する。わが国で一般に利用されている夏型芝は、ノシバ・コウライシバ(いろいろの園芸品種を含む)、ビロード芝などのシバ属とバーミューダグラス、アフリカンバーミ ューダグラスおよびその交配種や改良種などのギョウギシバ属植物で、いずれもスズメガヤ亜科に属する芝草である。耐暑性・耐旱性に優れ、刈込み・踏圧・乾燥には強いが、耐寒性・耐陰性は劣る。生育の温度は、三井計夫によれば10℃以上で、生育適温は25〜35℃、地下部発育温度は20〜30℃とされている。ただし、コウライシバの実験の結果では、人工気象室で、室温7℃で発根が認められ、地上部も僅少ではあるが伸長の認められた個体もあった。日本芝では小型のものほど耐寒性は弱くなるが、生育適温の範囲におくと、コウライシバ・ヒメコウライシバ・チョウセンシバ・ビロード芝の順に緑濃く越冬する。なお、花穂も抽出し、ヒメコウライシバが最も盛んであった。その他の夏型芝では、暖地の法面等にウィーピングラブグラスやバヒヤグラス等が用いられ、また、セントオーガスチングラス、カーペットグラス、センチペードグラス、キクユグラス等も挙げられるが、その生育温度等の関係からわが国では利用範囲が狭く、沖縄県等では芝生として利用できよう。
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