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環境教育(かんきょうきょういく)とは

環境教育(かんきょうきょういく)とは|造園用語

英語:environmental education

人間を取り巻く自然および人為的環境と人間との関係において、人口、環境汚染、資源の配分と枯渇、自然保護、運輸、技術、都市と地方の開発計画などが、人間の環境に対していかなるかかわりを有するかを理解させる過程(「環境教育法」、1970、アメリカ)。1972年にストックホルムで開かれた国連人間環境会議では「環境問題解決に向けての総合的教育」であり、「環境を守るため各自が行う身近で簡単な手段について教育することを目的とする」と述べられている。また1975年のベオグラード憲章では、環境の保護改善に向けての個人の参加意欲や行動力を養うという側面が強調された。これらのことから環境教育は「人間と環境との対応関係についての基礎的な理解、並びに環境に対する積極的な関心と態度の育成を目指すものである。すなわち、人間とそれを取り巻く自然および人為的環境との関係について理解させる教育が環境教育である」(市川昭午、1980)と規定することができよう。わが国の学校教育では本格的な環境教育は行われていないが、自然保護教育や公害教育、地域学習といった形式で、民間団体の活動や社会教育の一環として実施されてきた経緯がある。しかしそれらはいずれも断片的であり、内容的にも大きな違いがみられる。しかし一方で、環境の質的改善への社会的関心の高まりや現代の学校教育ではカバーできない部分を補うものとして、環境教育の重要性はますます高まっており、教育内容の系統化や実施主体の検討など学際的な研究が行われている。

環境教育 |か|造園用語集用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
環境教育 とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサ...
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