サイトアイコン 現場便利帳

潜函病、減圧症、ケーソン病(せんかんびょう)(安全衛生)とは

潜函病、減圧症、ケーソン病(せんかんびょう)とは|トンネル用語

英語:caisson disease、decompression sickness、俗語”bends”
独語:Caissonkrankheit、Dekompressionskrankheit、Druckluftkrankheite
仏語:maladie des caissons

圧気工法によるシールド、潜函等の工事のような、高気圧環境下で作業が行われる際に作業者がかかる高気圧障害のうちの1つである。高気圧環境のもとでは体内に窒素を主とするガスが溶解しており、常圧へ減圧すると過剰分が排泄される。この際減圧が過大かつ急速であると、溶解ガスは過飽和状態となり、遊離して気泡が血管や組織内に形成され、これにより関節痛、呼吸困難、意識障害など数々の障害が発生するが、これらを総称して潜函病または減圧症とよぶ。このような症状が出た場合はホスピタルロックあるいは再圧室とよばれる専用設備で再圧治療を行う。潜函病の防止のためには、作業時の気圧に応じた作業時間と、減圧時間、減圧方法など、高気圧作業安全衛生規則に定められた各種規定を遵守しなければならない。

潜函病、減圧症、ケーソン病|せ|トンネル用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
潜函病、減圧症、ケーソン病とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保...
モバイルバージョンを終了