不活性ガス消火設備

サイホン管(さいほんかん)とは|消防設備用語

サイホン管(さいほんかん)とは|消防設備用語二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備において,消火剤は噴射ヘッドのオリフィスによって流量を制御されており,設計どおりの制御を行うためには,液体で貯蔵している消火剤を液体のまま噴射ヘッドまで流すことが必要である。そのため,貯蔵容器に

高圧式(こうあつしき)とは|消防設備用語

高圧式(こうあつしき)とは|消防設備用語二酸化炭素消火剤を液化して貯蔵する方式の一つで,高圧で圧縮することから高圧式と呼ばれる。常温で貯蔵できることからほとんどの設備がこの方式を採用している。一般に68ℓ (消火剤量45kg) または82.5ℓ (消火剤量55kg)ボンベに充

逆止弁(ぎゃくしべん(ぎゃくどめべん))とは|消防設備用語

逆止弁(ぎゃくしべん(ぎゃくどめべん))とは|消防設備用語主に起動用ガスの管(一般には鋼管)に設けられるもので,正方向はガスを通し,逆方向は通さず閉止する弁で,不還弁ともいわれる。また,俗にチャッキ弁(Check Valve) とも呼ばれる。消火剤の逆流防止のために,配管に設

起動用ガス容器(きどうようがすようし)とは|消防設備用語

起動用ガス容器(きどうようがすようし)とは|消防設備用語不活性ガス消火設備の貯蔵容器や選択弁を開放するために用いられるもので,二酸化炭素を充てんした容器である。内容積は1ℓ以上とし,充てん量は0.6kg以上で,充てん比が1.5以上と定められている。容器は耐圧試験圧力25MPa

開口部(かいこうぶ)とは|消防設備用語

開口部(かいこうぶ)とは|消防設備用語一般的には扉,窓,換気口などのことを示す。防護区画の開口部は,原則として消火剤放射前に自動的に閉鎖されなければならない。消火剤量算定の際の開口部とは,消火剤放出時に閉鎖できない開口部をいい,防護区画の室高さの2/3以上の位置にあり,その合

音響警報装置(おんきょうけいほうそうち)とは|消防設備用語

音響警報装置(おんきょうけいほうそうち)とは|消防設備用語消火剤放出前に防護区画または防護対象物にいるすべての人に避難を促すためのものであり,有効に消火剤が放射する旨を報知できるように設ける。なお,全域放出方式のものは,常時,人がいない防火対象物を除き,音声警報装置としなけれ

移報表示(いほうひょうじ)とは|消防設備用語

移報表示(いほうひょうじ)とは|消防設備用語一般に,不活性ガス消火設備の制御盤は貯蔵容器室に設けられるが,制御回路その他の状態を常時人がいる場所に表示する必要がある。通常は防災センタ一等に設けられている操作盤,総合操作盤あるいは火災受信機に表示され,自動式の場合の「自動」状態

囲壁面積(いへきめんせき)とは|消防設備用語

囲壁面積(いへきめんせき)とは|消防設備用語防護区画の壁,床および天井の合計面積である。これに対して周壁面積は,周囲の壁の合計面積で,床および天井の面積は含まない。https://kabu-watanabe.com/glossary/shoubou/02i/023.htm

イナートガス(いなーとがす)とは|消防設備用語

イナートガス(いなーとがす)とは|消防設備用語不活性ガス消火設備に用いる消火剤のうち,次に掲げる消火剤をいう。① 窒素② 窒素とアルゴンとの容量比が50:50の混合物(IG-55)③ 窒素とアルゴンと二酸化炭素との容量比が52:40:8 の混合物(IG-541)https

移動式(いどうしき)とは|消防設備用語

移動式(いどうしき)とは|消防設備用語全域放出方式または局所放出方式が採用できない場合に採られる方式で,煙が著しく充満するおそれのある場所以外の場所に設置できる。消火剤量は1のノズルについて90kg以上とされ,ノズルは温度20℃で毎分60kg以上の量を放射できるものとされてい
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