アイランド工法(あいらんどこうほう)とは|トンネル用語
英語:island process
独語:Inselbauverfahren
仏語:-
山留め工法の1つであり、大きな建物の基礎等の掘削で水平切ばりが採用できないほどの大面積の場合、経済性と安全性のうえからこの工法が採用される。図に示すように、水平切ばり方式と斜め切ばり方式の2つがあるが、いずれにしても、掘削底面の中央に島のように基礎部を最初に構築し、それを足がかりとして周辺の施工へと拡大していく工法である。アイランド工法の長所は、①敷地ぎりぎりまで構造物を構築できる、②支保工が少なくてすむ、③広い面積の掘削でも切ばりの緩み縮みが少ない、④構造物が不整形でもよい、等があり、逆に短所としては、①軟弱地盤ではのりが長〈なるので深い掘削には適さない、②掘削、地下工事を2度に分けて行うため工期が長くなり、作業性も悪く複雑となる、等がある。
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アイランド工法とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。...