安全点検(あんぜんてんけん)とは|トンネル用語
英語:safety inspection
独語:Sicherheitsüberprüfung、Sicherheits-Inspektion
仏語:révision de sécurite
工事の進捗に伴い、地山、支保工、各種機械設備、作業環境などに変状または欠陥が生ずることが多く、これらを放置しておくことにより、災害や事故につながる場合が少なくない。安全点検とは、上述のようなものを対象に災害要因の発生を定期あるいは不定期に検査し確認するとともに、必要に応じ、補強、改善を図る行為である。労働安全衛生規則でも、たとえば、地山の浮石、亀裂、湧水の状況や支保工に関する項目についての安全点検が義務づけられている(第382条、396条)。法規以外のものでも、軌道装置、運搬機械設備、照明、換気、排水、通路など重要な項目については点検者を定め実施する必要がある。このような安全点検を単位作業場ごと、あるいは、工区全域にわたって行うために巡視することを安全パトロールという。安全点検に際しては、チェックリストを作成し、その結果を記録、保存し、改善、補修等が確実に行われたか否かの確認に利用することが望ましい。
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安全点検とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「EC...