萎凋係数(いちょうけいすう)とは

萎凋係数(いちょうけいすう)とは|造園用語

英語:wilting coefficient

植物が土壌水分不足のため完全に萎凋し、回復しなくなる永久しおれ点に達したときの土壌の含水量を、土壌の乾燥重量あるいは容積当りの百分率で表したもの。土壌中の水分が不足し、植物がしおれるときの土壌の含水量は土壌によって異なるが、同一土壌の場合には、ほぼ同じ含水量で植物の種類に関係なく一斉にしおれる。一般に植物の永久しおれ点はpF4.2とされているが、このときの含水量は砂質土ほど少なく、埴質土ほど多い。したがって萎凋係数も砂質土では小さ く、埴質土では大きくなる。一例を挙げると、田崎忠良によれば、砂丘土で2%、関東ロー ム表土で25%といわれている。別名「しおれ係数」ともいう。

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萎凋係数とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサイ...
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