円形鋼殻方式(えんけいこうかくほうしき)とは|トンネル用語
英語:circular steel shell type
独語:kreisförmiger Stahlmantel (system)、kreisförmige Stahlschale (system)
仏語:-
アメリカ合衆国で開発され、発達した沈埋工法の1つの方式で、外径10m程度までの断面に適しており、円形および小判形を基本断面とする鋼とコンクリー卜の合成構造である。鋼殻は水上での外型枠になるとともに、止水性の確保に有効である。一般には1つの沈埋函を数個に分割lし、後に結合させるブロック建造方式が主に採用される。鋼殻は船台等で建造され、浮上した状態の鋼殻内において躯体コンクリー卜を築造した後30~50㎝程度の吃水で曳航され、沈埋函に設けたポケット内に砕石または水中コンクリートを投入することにより沈設を行う。なお、鋼殻厚は進水時の応力、コンクリート打設時の応力などから決定されるが、おおむね8~10㎜程度である。
円形鋼殻方式|せ|トンネル用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
円形鋼殻方式とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「...