エジプトの庭園(エジプトのていえん)とは

エジプトの庭園(エジプトのていえん)とは|造園用語

英語:Egyptian garden

囲繞(いにょう)、水面、緑陰、烏や魚、左右対称の秩序など、西洋庭園の原形的庭園。古代エジプトの繁栄は、BC3,500年からBC500年ごろで、西洋庭園の整形式の原形が見られる。テーベにあるアメノフィス3世に仕えた重臣の庭園では、周囲が高い壁で囲まれ、門から邸宅までの通路を中心に対称形の池やパーゴラが配され、緑陰をつくる果樹やツル植物が植栽されていた。池には鳥や魚や水生 植物も見られた。他の例では、死者を庭池に浮かぶ舟で遊弋(ゆうよく)させているのに見るように、現世の暮しぶりを死後の世界にまで延長しようとしたエジプト人の考え方があらわれている。文字通り、西洋庭園の源流を示し、「人間にとって基本的に具備すべき環境条件を満たした空間としての庭 (D.モリスの説)」、それがエジプト庭園に発見できる。

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