岩相(がんそう)とは|トンネル用語
英語:lithofacies、rock facies
独語:Lithofazies
仏語:lithofacies
地層の性質のうち、岩石学的な而でとらえた特徴をいう。堆積岩は地層として存在し、上下・水平の両方向にある広がりをもつが、この地層はそれが堆積した場所・環境を反映して、さまざまな特徴をもつ。この特徴を岩石の種類(組成・粒度などを含む)によってとらえるときに「岩相」という。黒色泥岩相、石灰岩相のように使用する。時間的、空間的な広がりをもつ点で単なる岩質とは区別される。岩相による地層区分は、化石などによる年代区分とは必ずしも一致しない。同じ時代に堆積して形成された岩でも、その堆積環境によって砂岩相を呈したり、泥岩相を呈したりするからである。なお、「トンネル切羽の岩相が悪くなった」などと、目で見たときの岩の状態を表わす用語として、俗に用いられることもある。
岩相|か|トンネル用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
岩相とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサイ...