温量指数(おんりょうしすう)とは

温量指数(おんりょうしすう)とは|造園用語

英語:warmth index

一定期間内の温度を、ある基準によって積算し、指数化したもの。植物の分布あるいは生育と温度との関係をみるために活用 される。代表的なものとして、吉良竜夫によって考案された暖かさの指数と寒さの指数とがある。暖かさの指数は、植物の生育温度を日平均気温5℃以上とみなし、各月の平均気温から5℃以上を引いて積算したもの。月・℃ (m.d.:month degree)で示される。通常、単に温量指数あるいは積算温度という場合にはこの暖かさの指数のことを指す。同様に寒さの指数は月平均気温5℃以下の月について、5℃との差を積算し、マイナス表示したもの。吉良竜夫は暖かさの指数と日本の森林帯との関係について、照葉樹林帯85m.d.以上、温帯落葉樹林帯は85〜45m.d.、常緑針葉樹林帯は45〜15m.d.と規定している。亀山章は飯島亮らの資料を基に、造園樹木の天然分布あるいは植栽分布と温量指数との関係を明らかにしている.。「積算温度」ともいう。

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温量指数とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサイ...
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