カスケード(カスケード)とは|造園用語
英語:cascade 〔英,仏〕 cascate 〔伊〕 kaskade 〔独〕
西洋庭園の水景施設の一つで、水階段、階段滝。整形的、建築的な階段状の滝流れ。イタリアルネサンス期の庭園施設として発達したもので、イタリア式庭園の様式的な特徴の一つとなっている。傾斜地形に設けられた上位のテラスと下位のテラスを階段状あるいは斜面状につないで流れとしたもので、庭園構成上の骨格的位置、例えばビスタの中心などに配置される。カスケード両側には、利用者自身が上下する歩行用階段が設ザられるが、その階段や欄干は飾り鉢や彫刻、それにイタリアンサイプレスなどの列植状植栽によって修景される。水のデザイン表現としては、落水を中心とする動的なもので迫力のある構成法といえるが、地形差とある程度の面積を必要とする点で本格的なものは難しい。イタリアにある古典的なものとしては、フラスカティのトルロニア荘(Villa Torlonia)、ローマ西郊のコルシニ荘(Villa Corsini)が著名であり、日本の公園にも須磨離宮公園(神戸)、大塚公園や磯川公園(東京)、川口のグリーンセンターなどに例をみる。
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カスケート?とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「EC...