河川敷公園(かせんじきこうえん)とは

河川敷公園(かせんじきこうえん)とは|造園用語

英語:riverbed park

河川区域のなかの、洪水時に水の流れる高水敷を活用した都市計画緑地で、1965(昭和40)年制定の「河川緑地占用許可準則」に基づいて地方公共団体等が占用許可を受け、都市公園として設置しているもの。ただし、「河川法」に基づく河川の使用に関する制限は排除されない。すなわち都市公園と河川とが兼用されるもので、当該緑地に設置される施設または工作物は両者の効用を果たすべき兼用工作物として扱われる。河川敷公園については、1960(昭和35)年、東京都からの照合に対して正式に表明され、1965(昭和40)年、河川敷の公園利用を決定、建設省通達「河川敷地の占用許可について」によって、公園緑地が不足している都市内の河川またはその近傍に存する河川の敷地で一般公衆の自由な利用を増進するために必要があると認められるものについて、公園・緑地・広場,営利を目的としない運動場等の占用に限って許可された。わが国において河川敷を利用した公園としては、古くは1891(明治24)年中之島公園(大阪市)があり、1930(昭和5)年には東京の荒川の河川敷が学士会のゴルフ場として利用された。また、1972(昭和47)年には、国が直接河川敷を整備し、国営淀川河川公園が建設された。

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