駆動トルク(くどうとるく)(機械設備)とは

駆動トルク(くどうとるく)とは|トンネル用語

英語:driving torque
独語:Vortriebsdrehmoment
仏語:-

機械掘りシールド、トンネルボーリングマシン(T.B.M.)およびロードヘッダ一等のカッターヘッドの回転力をいう。カッターへッドの駆動方式としては、油圧モーター、電動機、油圧シリンダーなどがある。駆動トルクの決定に大きな要素を占めるのが、カッターピットの切削抵抗で、これは地山条件、推力、切削速度、カッターピットの形状などに支配される。機械掘りシールドの場合、切削抵抗は砂礫において大きく、砂、ローム、粘土においては小さい。ただし、粘性土の場合は、粘着抵抗があるので注意を要する。駆動トルクは、土質の変化および起動トルクを考慮して、十分余裕をもたせる必要があり、装備トルクとしてO.5~1.2D3(t・ m)が採用されている。

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