カルチュアパーク（カルチュアパーク）とは｜造園用語
英語：culture park
第三次全国総合開発計画の中心テーマである地方定住構想を推進する目的で設けられた公園事業の一つ。定住圏または地方生活圏の中心都市に計画された都市基幹公園規模以上の総合公園等の整備に際し、地域の伝統的文化の継承と再生を住民自身が行う場、あるいは高い水準の文化活動に接する場、さらにはスポーツその他の各種コミュニケーションの場を碓保する意味で、多目的体育館をはじめとしたカルチュアセンターを建設し、これを中心施設とした文化性の高い公園を整備しようとするもの。現在、わが国の都市公園行政で用いられているカルチュアパークの意味はこのようになるが、元来、公園は文化性を備えたものであって、全国に分布する城祉公園は、そのいずれもが、地域の自然的、歴史的風土と切り離せない地方文化にねざしているし、それ以外にも、その地方独特の庶民の文化が公園誕生のきっかけとなったものが数多くある。そうした意味では、これら一連の公園も広義のカルチュアパークに属しよう。
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