珪肺(病)、じん肺(けいはい(びょう))とは|トンネル用語
英語:silicosis
独語:Silikose、Steinhauerlunge
仏語:silicose pneumoconios
粉じんを多量に含有する空気を長期間吸入することによって肺に障害を生ずる病症をじん肺というが、珪肺はその一種であり、遊離珪酸(無水珪酸、Si02、石英)を含んだ粉じんを吸入することにより、これが肺に沈着することにより発病する慢性の職業病である。鉱山、トンネルなどのように土砂岩石の粉じんの発生する作業に従事する労働者に多くみられる。症状としては、呼吸困難で息切れを感じ、胸痛、全身倦怠感、胃腸障害などがあり、ついには心臓が衰弱して死亡に至る場合がある。珪肺病の予防のためには作業場における粉じんの発生の抑制、防護措置が必要であり、これらについては粉じん障害防止規則により規制されている。またじん肺法では粉じん作業に従事する労働者に対する健康診断およびその結果に基づく療養等についての規制がある。
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