原位置試験(げんいちしけん)とは|トンネル用語
英語:in-situ test
独語:Versuch an Ort und Stelle、Baustellenversuch
仏語:essai in situ
岩盤や地盤のあるがままの位置、深さにおける原位置での諸性質を直接測定する試験。供試体を採取して行う室内試験(または供試体試験)と対比して用いられる。原位置試験としては、現地せん断試験、載荷試験、現場透水試験、各種サウンディング等がある。原位置より採取した供試体で行う室内試験では、供試体が撹乱を受けたりする可能性があるのに対し、原位置試験では撹乱の程度が少なく、より直接的であるが、室内試験に比べ測定精度が落ちる場合がある。また、岩盤の場合には、その特有の節理の影響により、せん断強度や変形係数等が、原位置試験結果と室内試験結果とでは大きく異なる場合があるので、両試験方法による結果の相関を把握しておくことが重要である。
原位置試験|け|トンネル用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
原位置試験とはトンネル用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「E...