環状緑地(かんじょうりょくち)とは

環状緑地(かんじょうりょくち)とは|造園用語

市街地の周囲を取り囲んだ形態で配置された緑地帯、もしくはそうした状態で分布している緑地のパターン。この緑地帯が複数であることが、より厳密な環状緑地とする説もある。環状緑地は、市域の際限なき拡大を抑制し、市街地の連担防止に効果的とされている。緑地帯の幅は数百メートルから数十キロに及ぶ場合もあり、緑地帯の構成要素は公園や都市林であることのほか、農業地帯の場合もある。欧州都市では城郭を取り除いた跡を公園化したものがあり、ウィーンやケルンの環状緑地はこの事例。ハワード(E.Howard)の田園都市論では、グランドアベニューと農地が環状緑地であり、大ロンドン計画のグリーンベルトは、十数キロの幅をもつ農業地帯をこれに当てている。東京緑地計画協議会による東京緑地計画は環状緑地パターンである。不完全な環状緑地は、その姿から鎖状緑地、ネックレスグリーンまたはグリーンネックレスと呼ばれることがある。→りょくちパターン

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環状緑地とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサイ...
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