郷土植物(きょうどしょくぶつ)とは

郷土植物(きょうどしょくぶつ)とは|造園用語

英語:native plants

特定の国・地域の山野に自生する植物の総称。木本・草本の別を問わない。外国から移入された外来植物に対して、在来植物と呼ぶ場合もある。主として緑化工の分野で頻繁に用いられる用語。近年、自然環境地域の植生復元、のり面緑化などにおいて、主として景観上の要請から郷土植物の導入が強く望まれている。郷土植物の多くが、発芽率が悪い、発芽に長期間要する、初期生育が遅い、種子の大量入手が困難であるなどの緑化工用植物としては致命的な欠点をもつ。近年、郷土植物の発芽率を高めるなどの導入試験が積極的に行われるようになった。郷土植物の中でも、草本ではイタドリ・ススキ・ヨモギ、木本ではハギ類・ハンノキ類・ヤシャブシ、あるいはササ類などは、すでに緑化工用植物としての十分な施工実績をもつ。一方、都市緑化に関してもオーストラリアなどでは自国産のユーカリ類・アカシア類などの郷土植物を積極的に都市緑化に導入する動きが見られ、わが国でも同様な風潮が一部に見られる。

郷土植物 |き|造園用語集用語集|株式会社渡辺|問題解決のスペシャリスト集団
郷土植物 とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「ECサ...

タイトルとURLをコピーしました