削岩機(さくがんき)(機械設備)とは

削岩機(さくがんき)とは|トンネル用語

英語:rock drill
独語:Gesteinsbohrer、Bohrmachine
仏語:perforateur、perforatrice

トンネル地山等を穿孔する機械の総称をいい、装薬孔、ロックボルト挿入孔、注入孔等の削孔のほか地山に亀裂を入れるための削孔を行うとき使用するものである。一般には、のみ尻に打撃を与え、同時にのみを回転させ、のみの中心部の孔へ水や空気を送って破砕された岩粉(くり粉)をのみの周囲の空間から排出させるものが多い。動力源によって、圧縮空気削岩機、油圧式削岩機、電気式削岩機に分類され、その構造、重量、用途などによりドリフター、シンカー(ハンドハンマー)、ス トーパー、ピックハンマーなどと呼ばれる。また削孔にあたり、水の使用の有無により湿式、乾式に、削孔機構によって回転式、打撃式などとよばれている。近年に至り、空気式から油圧式に推移する傾向にあるが、これは、小型装置で高出力が得られ作動制御が容易であり、排気音がないため騒音が少なく、付帯設備の送気管、空気圧縮機が不要であるなどの利点を有するからである。

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