酸素欠乏、酸欠、酸素欠損(さんそけつぼう)(安全衛生)とは

酸素欠乏、酸欠、酸素欠損(さんそけつぼう)とは|トンネル用語

英語:oxygen deficiency
独語:Sauerstoffmangel
仏語:-

換気の不良な坑道、立坑、古井戸等で、低酸素濃度空気、メタン、炭酸ガス等空気以外のガスの湧出や、作業に伴う空気中の酸素の大量の消費などにより、空気中の酸素濃度が低下した状態。酸欠空気の湧出は、上層に不透水層のある帯水あるいは湧水の少ない砂礫、第一鉄化合物等の還元性物質を含む地層等に多くみられ、特に圧気工法に関連して貫流、減圧に伴う逆流、大気圧の変動に伴う湧出が起こりやすく注意を要する。酸素濃度が18%以下の酸欠空気の吸入により生ずる諸症状を酸素欠乏症といい、10%以下の場合は意識不明や窒息死に至る。このような災害を防止するためには、酸素濃度の測定による確認、換気の実施または改善、空気呼吸器の使用等、各種の対策をとる必要があり、これらについて、酸素欠乏症防止規則が参考となる。

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