樹木外科手術(じゅもくげかしゅじゅつ)とは

樹木外科手術(じゅもくげかしゅじゅつ)とは|造園用語

英語:tree surgery

樹木が、病菌・害虫・気象・人為などの原因により、外傷を生じた場合、樹木の再生現象を利用し、人為的に樹木の保護や保存、ならびに生育を促進させるために行う治療。実施に当たり樹皮および材部の枯死・腐朽・病患・傷害の部分を切除し、消毒・殺菌、傷口への雨水の流入防止などに注意を払い、処理後も適切な管理を施すことが要件となる。手術の方法には、傷口の比較的小さいときは、患部を消毒・殺菌後コールタール・ペンキを塗り防水する開孔法、傷口があまり大きくなく空洞が狭い場合は消毒・殺菌・防水後は薄い鉄板等でふさぐ被覆法、また、空洞の大きい場合は消毒・殺菌・防水後、コンクリート・モルタル・アスファルトなどをつめて処理する保充法などがある。いずれの方法も消毒・防水が要点であり、最近では、この両者を備えた農薬が使用されている。

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樹木外科手術とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「EC...

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