パーゴラ(パーゴラ)とは|造園用語
英語:pergola
公園や庭園の実用を兼ねた点景施設として使用されるツル性植物を絡めて日陰をつくる屋外の日除け棚。もともとラテン語のpergolaに由来し、出張っている屋根、日覆いの意味。ペルゴラともいう。古代エジプト以来その原形が認められるが、中世には緑廊(cloister)と同意に用いられた。植物やルーバーを活用して日光を調節するが、装飾目的で主要建築に付属して設けたり、園内の最高位置や端心部に独立して設けて園景をひきしめ、または空間を分割するはたらきをする。構造は、水平なラースの上に平行に配列した柱(column)の上に1〜2の長桁(girder)をのせ柱間をつなぐ。平行な桁の上に横渡しするのが梁(crossbeam)であり、梁の上には桟(Iattice)を並列もしくは格子状に載せる。柱は木材、石積み、石張り、れんが積み、コンクリート、擬木などを2本の列状に並べる。桟や梁は縦長の白ペンキ塗り角材を使い、木の突端を鼻形に整形する。これを繰形(くりがた)、モールディングと呼び、優美なパーゴラづくりの要点となる。正面からみた高さと横幅の比率は、普通4:5がよいとされるが、平面形は長方形以外に弧状・十字状・長廊状のものも工夫される。なお、1本の柱列で園地や花壇囲みとする場合は、パーゴラ格子垣(pergola lattice fence)またはラフター(ratfter)と呼ぶ。→りょくろう。
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