臨海埋立地緑化(りんかいうめたてちりょっか)とは

臨海埋立地緑化(りんかいうめたてちりょっか)とは|造園用語

臨海埋立地に造成される公園、工場の園地などにおいて行われる緑化。臨海埋立地においては、海からの潮風、あるいはヘドロ・ 海砂などの吹上げ土砂、生ごみ・建設残土などの埋立て材料に起因する土壌塩分過多、湛水、排水不良、ガスの発生、乾燥、飛砂、さらには埋立工事に使用される大型重機の締固めによる土壌の固結化、透水・通気の不良、など様々な環境圧が認められる。緑化にあたっては、これらの環境圧の除去、改善に努めることが要件となる。そのためには、事前に十分な土壌等の調査も必要となる。潮風に対しては、よしず・塩ビネットなどの防潮風施設を設置することが方策として考えられる。土壌中の塩分については、吹上げ土砂の埋立地の場合、約3年経過すれば、植物の生育に安全な土壌の塩分濃度になるといわれるが、高濃度の場合には排水溝の設置、散水などの除塩対策を施すか、あるいは埋立地盤に盛土することなどによって対応する。排水溝の設置は湛水、排水不良の改善の措置としても有効であり、散水は飛砂あるいは乾燥防止対策にもなる。盛土は塩分対策だけではなく、植物の生育にとって極めて瘠悪(せきあく)な状態にある埋立地における植栽基盤確保のための有効な措置といえる。場合によっては盛土した場所の個々の植栽箇所にさらに客土を施すこともある。植栽にあたっては、表に示すような耐潮性に富む緑化用植物の中から適宜選択して用いる。単木植裁では、植栽時に、風対策のための支柱の強化あるいは潮風害を軽減するために寒冷紗の覆いをするなどの措置が時には必要となる。緑地帯を造成するような場合には、樹冠が相互に接する程度に密植し、風圧に対する耐性をつける。あるいは緑化用樹木を潮風害から守るために、緑地帯全体の林冠線が海側から内陸部に向かって植栽時点でy=√x、ある程度成長した時点では1.5y=√xの放物線を描くような植栽形式とすることが望ましいなどといわれている。

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臨海埋立地緑化とは造園用語集。株式会社 渡辺 |先人の想いを先進の技術で切り開く。「建設部門」を通じて豊かな国土の実現と社会資本整備の中心的な役割を担います。 「電気設備点検」「道路インフラ点検」を通じて国民の安全安心を確保に努めます。「E...

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