サイホン管(さいほんかん)とは|消防設備用語
二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備において,消火剤は噴射ヘッドのオリフィスによって流量を制御されており,設計どおりの制御を行うためには,液体で貯蔵している消火剤を液体のまま噴射ヘッドまで流すことが必要である。そのため,貯蔵容器にはサイホン管が容器弁の下部に設けられている。これがない場合は,容器上部の気体の二酸化炭素が放出され,その後の圧力の低下に従って順次気化していき,すべてが気体で放出されることになり,期待する時間内に所要量の消火剤が放出できない。なお,起動用ガス容器には不要のためサイホン管は設けられていない。
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