二酸化炭素濃度(にさんかたんそのうど)とは|消防設備用語
不活性ガス消火設備のうち,消火剤として二酸化炭素を放射する方式の消火剤の濃度は,防護区画の体積に対する消火剤の体積の比率で表される。.濃度の算出には次の3種類の計算式がある.① 完全密聞の式 C={G/( V + G)} X 100 ② 自由流出の式 C=[1-exp{ -(G/ V)}] X 100 ③ 完全置換の式 C=(G/ V) X 100 ここで, C:消火剤濃度[%], G:消火剤体積[m3], V:区画体積[m3] 通常の表面火災の場合の設計消火剤濃度は34%であり,②の式に基づいて係数0.75kg/m3が求められている。このときの酸素濃度は約14%である。労働安全衛生法では,酸素濃度が18%を下回ると酸欠状態であるといわれている。酸素濃度10%前後でも短時間であれば十分生存可能であるが,二酸化炭素には麻酔作用があり,数%を超えると,めまいや意識喪失などの症状が現れ,死に至るおそれがあるため,十分な配慮が必要である。
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